Nトルコ文化協会

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京都公演

  • ●日時:2016年11月17日(木)午後6時30分(開場5時30分)
  • ●会場:金剛能楽堂(京都市上京区烏丸通中立売上ル)
  •  市営地下鉄烏丸線「今出川」駅下車6番出口より南へ徒歩5分
  •  市バス「烏丸今出川」停留所より南へ徒歩5分
  • ●TEL:075-441-7222
  • ●入場料10,000円(前売8,000円)全席自由席

外観


 熊本地震被災者支援を目的とした「メヴラ―ナ旋回舞踊セマ―と金剛流能楽の合同公演」を東京(宝生能楽堂11月15日)・京都(金剛能楽堂11月17日)で開催します。
 トルコもまた地震大国であり、これまでのトルコ地震では日本でも支援活動に取り組み被災地の復興に貢献しました。本公演はそうした日本に対するトルコの感謝の証しとして企画されたものであり、日ト間友好交流のさらなる前進のためにも必ず成功させたいと念願いたします。


[前売券ご購入は]

◎日本トルコ文化協会までメールでお申し込みください。ご住所、お名前、必要なチケット枚数をご記入ください。
◎お問い合わせ、東京公演ご希望の方も、メールでどうぞ。
◎当日は全席自由席です。


アドレス


あらすじ

富士の山をはるかに望む三保の松原。ある朝、漁師白龍(ワキ)が漁を終え陸へ上がると、そばの松の木に美しい衣がかかっている。彼は衣を持ち帰ろうとするが、天人(シテ)が「自分は天人であり、その羽衣がなくては天上に帰れないから返してほしい」と白龍に告げる。白龍は「天人の舞楽」を見せてくれるなら返すというが、天人は衣がなければ舞うことができない。白龍は衣を返すとそのまま帰るのではと疑うが、天人は「いや疑いは人間にあり、天に偽りなきものを」と白龍を諭す。白龍は自らの非を恥じ衣を返す。羽衣をまとった天女は美しい「天人の舞楽」を舞う。舞い納めた天女は、国土と人びとを祝福しながら天上界へ去っていく。

メヴラーナ旋回舞踊とは

13世紀の神学者メヴラーナ・ジェラーレッディン・ルーミーの教えに由来する神秘的な踊りで、トルコ伝統音楽の調べに乗せて、踊り手は無我の境地の中、コマのように回転していく幻想的な舞台芸術です。2005年には「メウレウィー教団のセマの儀式」として、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。 公演では、トルコ文化観光省所属のコンヤ・メヴラーナ楽団約20名が来日し、旋回舞踊やトルコの古典音楽を披露する予定です。また能楽・金剛流のご協力のもと、第1部の能「羽衣」に続き、第2部として能舞台で披露され、トルコと日本両国の世界的文化遺産の交流がお楽しみいただけます。 なお、公演による収益は全額、熊本地震被災者のための支援として寄付する予定です。

内観


ユヌス・エムレ インスティテュート

トルコ共和国の公的機関として、各国でトルコの言語や文化を紹介する取り組みを行っている文化交流機関(旧称トルコ大使館文化部)。ユヌス・エムレは13〜14世紀トルコの哲学者・詩人の名にちなみ、日本では東京港区に「ユヌス・エムレ トルコ文化センター東京」を開設し活動を推進しています。